

ABOUT US
未来のビジネスを
電気のチカラで変える
MCリテールエナジー株式会社は、三菱商事株式会社と中部電力ミライズ株式会社、株式会社ローソンを出資母体とする電力小売事業を営む会社です。三菱商事の30年以上にわたる発電事業をはじめとした電力事業の経験と地域に寄り添ってきた中部電力ミライズ、ローソンの親しみやすさから生まれた次世代エネルギーサービスが、電気のチカラを基盤にビジネスの次なる進化をサポートいたします。
SERVICE事業紹介
Virtual Power PlantVPP事業


VPP(Virtual Power Plant:仮想発電所)とは、小規模発電所や再生可能エネルギー発電設備をはじめとする分電源や蓄電池・電気自動車(EV)・デマンドレスポンス(DR)のような需要家の節電などを束ね(「アグリゲーション」)IoTで管理することにより、あたかも「一つの発電所(仮想発電所)」のように制御するソリューションです。
対象となるお客さまと提供中のサービス
商業施設、オフィスビル、工場、店舗、一般家庭など様々なお客さまに対して、VPPシステムをご提供するサービスです。
実績紹介
電力需要予測システムおよび店舗設備遠隔制御システムを活用し、ローソンの複数店舗群の電力調整を図る、電力ひっ迫時に準備を進めるなど、VPP事業を展開しています。これにより、電気代の削減、省エネ、ネガワット取引(アグリゲーター等との事前の契約に基づき、電気のピーク需要のタイミングで節電を行う、インセンティブ型の下げデマンドレスポンス)による報酬の受け取りなどのメリットがあります。
VPP事業の変遷

- 2018年
- ~
- 2022年
- 3社によるローソン店舗群におけるVPP事業の実現
三菱商事が提供するAIおよびIoT(Internet of Things:モノのインターネット)技術を活用し、ローソンは「リソースアグリゲーター」として複数のローソン店舗の照明や冷蔵庫の温度を遠隔で自動調整し、電気代の削減および省エネを実現した。MCリテールエナジーは、ローソン店舗に限らず、複数のリソースアグリゲーターを管理・調整する「アグリゲーションコーディネーター」の役割を果たす。
- 2020年
- 2020年度公募の調整力(対象メニュー:電源I’厳気象対応調整力)のアグリゲーターとしてMCリテールエナジーが採択され、2021年度より電力需給ひっ迫時に調整力の提供を開始。
- 2021年
- 需給調整市場取引の一端を担う
需給調整市場取引会員資格取得(2020年7月)。簡易指令システム工事が完了し、2021年度より需給調整市場取引を開始。
- 2022年
- 容量市場取引の一端を担う
アグリゲーターとして、2024年度容量市場取引の参加を目指し、24年度の実需給を迎え、容量市場取引を実施、容量市場取引に向けた調整を進める。
今後の取り組み
- 1_
- 2025年度以降の容量市場への参加も準備中。
- 2_
- VPP事業の要となるリソースを自家発電機や大型蓄電池以外にもEVや負荷設備の制御等小規模な需要家リソースをアグリゲートすることでより多くのお客さまにVPPのメリットを享受いただけるようサービスを拡張しています。
- 3_
- 売電先として、公募および新市場への入札、日本卸電力取引所(JEPX)などの組み合わせを最適化することで、エネルギーマネジメントと共にお客さまのメリットの最大化を目指します。
EV×Electricity ServiceEV×電力事業


EV/PHEVは「動く蓄電池」、さらに、再生可能エネルギーの拡大により「調整力としての蓄電池」として、デマンドレスポンスの重要性の高まりとともに、注目度も高まっています。
当社は、EV/PHEVを直接制御し、EV/PHEVへの充電を自動で電力市場価格が安い時間等にシフトする事をつうじて、昼間帯等の安い電力をうまく利用し、電力系統全体の平準化や再エネの利用拡大に繋げ、電力系統増強の投資コストも回避できます。
対象となるお客さまと提供中のサービス
EV/PHEVの個人・法人オーナーさま(低圧電力契約)向けに毎晩深夜1時~5時のEV充電相当分の電気料金が無料になる※1「毎晩快適充電プラン」「毎晩快適充電CO2フリープラン」をご用意しております。
※1上限がございます
実績紹介
2024年2月から9月まで、EV/PHEVのコネクティッド機能を活用し、充電を遠隔制御し最適化する、国内初の実証を三菱グループ各社と実施してきました。そして2024年10月、三菱自動車『アウトランダーPHEV』向けの「電動車スマート充電プラン」としてサービス開始いたしました。これは、国内初の商用事業となります。

- 2020年
- 経済産業省実証事業向けプランのリリース
経済産業省実証事業の一環として、自動車メーカーさまとの協業により、EV/PHEVオーナーさまが対象時間にEV/PHEVを無料で充電できる電力プラン「毎日充電無料プラン」をリリースし、電動車の充電シフトを実証いたしました。
- 2021年
- 経済産業省実証事業を6社共同で展開
新たに非化石価値付き電力プラン「毎日充電無料CO2フリープラン」を追加し、経路充電の可能性と法人顧客のフリートなどの活用を実証いたしました。
- 2021年
- 需給調整市場取引の一端を担う
需給調整市場取引会員資格取得(2020年7月)。簡易指令システム工事が完了し、2021年度より需給調整市場取引を開始。
- 2022年
- 経済産業省実証事業を9社共同で展開
九州電力エリアを追加することで、実証対象エリアを拡大するとともに、需給調整市場(三次②)に連動した放電指令を出すことで、調整力としての活用の可能性を実証いたしました。
今後の取り組み
- 1_
- EV/PHEVオーナーさまに充電シフトによるメリットのみならず、V2X機器を活用し放電制御することで、個人および法人の電力利用のピークシフトによるメリット創出や、調整力として活用することで更なるメリットを創出する事業モデルを構築します。
- 2_
- 自動車メーカー、充電サービス事業者等、幅広い業種との協業を拡大していきます
Third-Party OwnershipTPO事業


TPO(Third-Party Ownership:第三者所有)とは、事業者が太陽光パネルや蓄電池などの設備を商業施設、オフィスビル、住宅に設置し、太陽光が設置されたユーザーは設備で発電した電気を使用するモデルです。
対象となるお客さまと提供中のサービス
太陽光パネルや蓄電池を設置可能な建物や土地をお持ちのお客さまに、初期費用無しで太陽光発電設備の施工および運用保守サービス、電気料金削減+環境(再エネ)価値を提供します。
実績紹介
法人のお客さま向けに、初期費用無料で屋根置き太陽光パネルの設置・資産保有・メンテナンスはMCリテールエナジーにて実施し、同設備で発電した分のうち、自家消費分は一定価格にて供給する場合のご提案を行っております。一般の電力契約と異なり、再生可能エネルギー賦課金および託送料がかからず、非化石価値によるメリットを体感いただけます。
お客さまが享受できる
TPOモデルのメリット
- 電気代の削減
- RE100、SDGsなど環境貢献企業のブランディング
- 省エネ法の対策
- 災害時の非常用電源としての活用(BCP対策)
今後の取り組み
- 1_
- TPOモデルの事業規模の拡大のため、太陽光と蓄電池を組み合わせたメニューの検討を行います。また、VPP事業と組み合わせたご提案に向けて検討を進めてまいります。
Contribution to sustainable societyサステナブルな
社会への貢献


気候変動対策、RE100、SDGsなど、サステナブルな社会の実現に向けた多角的な取り組みです。
対象となるお客さまと提供中のサービス
法人のお客さま向けに「MC再エネプラン」「RE100プラン」、非化石価値証書付きの「CO2フリープラン」を提供しております。
個人のお客さま向けに「毎晩快適充電プラン」「毎晩快適充電CO2フリープラン」を提供しております
実績紹介
日本初のアマゾン向け再生可能エネルギーを活用したコーポレートPPAの締結を行い、太陽光発電所約450箇所から再エネ電力の供給を行っています。
CO2フリー電力を三菱商事の本社ビルや一般家庭向けに供給しています。また、個人のお客さまがEV購入に伴い、環境省が令和2年度3次補正予算「再エネ電力と電気自動車や燃料電池自動車等を活用したゼロカーボンライフ・ワークスタイル先行導入モデル事業」に係る補助金を受けられるよう要件の一つである再エネ100%電力メニューとして登録した実績があります。
- 2020年
- CO2フリー電力の供給開始
MCリテールエナジーの株主である三菱商事本社ビルに対し、三菱商事パワー株式会社が出資・運営する太陽光発電所にて発電された環境価値(トラッキング付非化石証書)付きのCO2フリー電力を供給。
今後の取り組み
- 1_
- CO2フリー電力系統だけでなく、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けた事業として、再エネアグリゲーション事業の拡大、EMS(エネルギーマネジメントシステム)による需要家リソース(空調・照明等)の制御、電動自動車への再生可能エネルギー供給を通じて、更なる環境価値向上を目指します。
Electricity Retailing電力小売事業


2016年4月の電力全面自由化により、一般家庭や商店等も電力会社を選べる時代になりました。ライフスタイルに合った電力会社を選ぶことで、電気代の削減やおトクなサービスなどのメリットを享受できます。
対象となるお客さまと提供中のサービス
当社は個人のお客さまのライフサイクルや企業の事業ニーズにあったサービスを提供しております。
お客さまの暮らしに寄り添うおトクで安心な電力サービス「まちエネ」やEVにかかわるすべてのお客さま向けの電力サービス「EVee(イービー)」といった、多様なサービスを展開しています。
個人のお客さま向けに「きほんプラン」「かんたんプラン」「CO2フリープラン」を、EV/PHEVオーナーさま向けに「デイタイムバリュープラン」「デイタイムバリューCO2フリープラン」「昼ワッ得プラン」「昼ワッ得CO2フリープラン」を、その他実証事業プランなどを提供しています。
実績紹介
「まちエネ」というサービス名にて、2016年より一般家庭や商店等はもちろん、ローソン店舗にも電力を供給しています。また、固定価格買取制度(FIT)の期間満了を迎えたお客さまの太陽光発電の買取りサービスも提供しています。

サービス提供エリア(2025年4月時点)
北海道電力エリア、東北電力デリア、東京電力エリア、中部電力エリア、北陸電力エリア、関西電力エリア、中国電力エリア、四国電力エリア、九州電力エリア
※エリアによっては、提供していない料金プランがございます。
※ただし、離島は除きます。
今後の取り組み
- 1_
- サービス提供エリアの拡大を検討中
- 2_
- 多様なライフスタイルやニーズに合わせて、総合的なエネルギーサービスの提供を検討中
FAQよくあるご質問
- MCリテールエナジー
について -
- MCリテールエナジーはどのような会社ですか?
- 2016年4月の電力小売事業全面自由化にサービスを開始した電力小売事業者です。三菱商事株式会社と株式会社ローソンの出資により、2015年11月に設立しました(2024年2月末時点の資本金:4.95億円)。2022年4月より、中部電力ミライズ株式会社から出資をいただき、ローソン店舗をはじめとする法人各社や一般家庭への電力供給のみならず、サステナブルな電力システムの構築に向け、CO2フリー電源・仮想発電所・電気料金のダイナミックプライシング・太陽光発電の第三者保有モデルなど様々な次世代エネルギーサービスも提供しています。
- MCリテールエナジーのサービス(または協業)に興味があるがどうしたら良いか?
- 「まちエネ」のご契約に関しては、まちエネ ホームページをご確認ください。
「EVee」のご契約に関しては、EVee ホームページをご確認ください。
お問い合わせにつきましてはそれぞれのホームページよりお願いいたします。
- MCリテールエナジーは上場していますか?
- 2025年1月末時点では、上場していません。
- VPP(Virtual
Power Plant)
事業について -
- 電源Ⅰ´ 調整力公募とは何ですか
- 電源Ⅰ´ は10年に1回程度の猛暑や厳寒などの厳気象における最大需要の想定において、電源のトラブルが発生していないにもかかわらず供給力が不足し、国からの特別な要請に基づく節電に期待する(場合によっては計画停電に至る)といった状況に陥らないようにするための供給力です。各一般送配電事業者が年に1度公募を行います
- 需給調整市場とは何ですか
- 一般送配電事業者が周波数制御・需給バランス調整を行うために必要となる調整力を売買する市場です。2021年4月よりエリアを越えた広域的な調整力の調達を行う「需給調整市場」として開設されました。
- 容量市場とは何ですか
- 従来の卸電力市場で取引されている「電力量(kWh)」ではなく、「将来の供給力(kW)」を取引する市場です。本市場で発電事業者への将来的な収益を一定担保することで、将来必要な供給力を予め確保することにつながり、将来の安定供給を確保します。
- 調整力とは何ですか
- 需給バランス調整その他の系統安定化業務に必要となる発電機、蓄電池、ディマンドリスポンスその他の電力需給を制御する能力をいいます。
- デマンドレスポンス(DR)とは何ですか
- 需要家側エネルギーリソースの保有者もしくは第三者が、そのエネルギーリソースを制御することで、電力需要パターンを変化させることです。DRは、需要制御のパターンによって、需要を減らす(抑制する)「下げDR」、需要を増やす(創出する)「上げDR」の二つに区分されます。
- メリットは何ですか
- 各公募や市場、エリアによって、期待できるメリットに違いがございます。詳しくはお問い合わせください。
- DP(Dynamic
Pricing)
事業について -
- 実証期間終了後の電力プランについて知りたい
- 実証プランの「毎日充電無料プラン」「毎日充電無料CO2フリープラン」は、実証期間以外は毎晩深夜1-5時固定で、継続してご利用いただくことが可能です。
- ダイナミックプライシング実証に参加が可能か知りたい
- 3ヵ年の実証事業は2022年度をもって終了しております。
- TPO(Third-Party
Ownership)
事業について -
- 契約期間が何年か知りたい
- 原則20年でご提案しておりますが、お客さまのご要望に応じてお見積りいたします。
- 契約期間満了後の設備について知りたい
- お客さまのご要望に合わせて無償譲渡、契約延長、撤去(費用はお客様負担)をご提案いたします。
- どれくらい電気代の削減になるのか知りたい
- 電力の供給エリア、太陽光発電設備の設置容量や施工条件によって異なりますので、個別にお見積りいたします。
- 中途解約のペナルティーはありますか
- 原則、資産価値に基づく価格および解約時点で発生している仕掛品の費用をベースにお客さま負担とさせていただきます。
- サステナブルな社会への
貢献について -
- どのような環境プランがあるのか知りたい
- 法人さま向けには、「MC再エネプラン」、「RE100プラン」、「実質CO2フリープラン」の3つがあり、個人のお客さまに対しても、「CO2フリープラン」、EV/PHEV所有者さま向けの「毎晩快適充電CO2フリープラン」「デイタイムバリューCO2フリープラン」「昼ワッ得CO2フリープラン」「電動車スマート充電CO2フリープラン」をご用意しております。また法人さまにおかれましてもEV充電をお得にできるプランを準備しておりますため、ご興味のある方は、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
- 「RE100プラン」「実質CO2フリープラン」の違いについて知りたい
- RE100プランの場合、再エネの発電所を特定し、環境価値をトラッキングし電力供給しているプランで、実質CO2フリープランは、発電所は特定せずに非化石証書を付けて電力供給しているプランです。
- 非化石証書とは何か知りたい
- 化石燃料を使用していない「非化石電源」から発電された電気の環境価値を証書化して取引されるものです。
- MCREの環境プランは温対法に活用できますか
- 温対法におけるCO2排出量がゼロである価値(以下、「ゼロエミ価値」という。)も有しており、温対法上のCO2排出係数が0kg-CO2/kWhになります。
- RE100プランに活用される発電所の種類について知りたい
- 現在、供給している発電所は、太陽光発電所がほとんどですが、その他、水力発電所やバイオマス発電所を選んでいただくことも可能です。取引量にも限度があるため、必要な場合は個別にお問い合わせください。
- 電力小売事業について
-
- 電力小売事業のサービス提供エリアについて知りたい。
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サービス提供エリアは、以下のとおりです。ただし、離島を除きます。(2025年4月時点 )
※エリアによっては、提供していない料金プランもございます。
- ・北海道電力エリア:北海道
- ・東北電力エリア:青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、新潟県
- ・東京電力エリア:栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県の一部(富士川以東)
- ・中部電力エリア:愛知県、岐阜県(一部地域を除く)、三重県(一部地域を除く)、静岡県(富士川以西) 、長野県
- ・北陸電力エリア:富山県、石川県、福井県(一部を除く)、岐阜県の一部
- ・関西電力エリア:滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県(一部地域を除く)、福井県の一部(美浜町以西)、岐阜県の一部、三重県の一部
- ・中国電力エリア:鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、兵庫県の一部、香川県の一部、愛媛県の一部
- ・四国電力エリア:徳島県、高知県、香川県(一部地域を除く)、愛媛県(一部地域を除く)
- ・九州電力エリア:福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県
- 電力切替えの見積もりの依頼方法を教えてください。
- 一般家庭・商店向けのお見積もりはシミュレーションページをご覧ください。
- メディアの方へ
-
- 取材を申込みたいです。
- お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
- 会社概要および事業概要が分かる資料はありますか。
- お問い合わせフォームよりお問い合わせください。